ウチの猫のお尻の横に、えぐれたような傷があるのを発見して、びっくりして動物病院へ連れて行くことになりました。
外にも出てないし、いったいどこでこんなけがをしたの??
でも当人は(当にゃんは)至って元気なんです。
食欲もあるし、トイレも普通。
ちょっとだけ、いつもよりお尻のあたりを気にしてるぐらい。
いったい何なの?と思いながら朝イチで病院へ到着。
動物病院での診察の結果
「肛門嚢破裂」とのことでした。
肛門の横のほうにある「肛門嚢」が炎症を起こして、破裂したものでした。
破裂すると、皮膚に穴が開いて、血や膿が流れだし、深い傷のように見えます。
ケガではなかったです。
肛門嚢とは
「肛門嚢」とは、肛門の下にある袋状の器官です。肛門を中心として、時計の4時と8時の位置に一対あります。この袋に独特なにおいのする分泌液が溜まりますが、分泌液が出る腺やこの分泌液自体のことを「肛門腺」と言います。
動物たちは、コミュニケーションツールとして、この分泌液である肛門腺を使って相手を識別したり、縄張りのにおい付けを行ったりしています。猫がお尻のにおいを嗅ぐのは、肛門腺の匂いを確認しているのです。肛門腺は、排便時に便に混ざって出たり、興奮したり、緊張したりしたときにびゅっと出たりします。動物病院での処置中に、緊張して肛門腺が出てしまうこともよくあります。病院に行った後に「臭いな」と感じたことがあったら、それは肛門腺のにおいでしょう。分泌液の性状には個体差があり、水っぽかったりドロドロしていたり、色やにおいもさまざまです。自然に出ない子や溜まりやすい子もいて、その場合は肛門嚢を定期的に絞ってあげる必要があります。
<アニコム>猫との暮らし大百科 より
治療
化膿止めと痛み止めの注射をしました。
お薬代も含めて9000円程度かかりました。
もらったお薬
塗り薬と、飲み薬です。
うちの猫に薬を飲ませるのがとても大変・・・大仕事ですが頑張ります。
傷がふさがらない場合は縫合するとのこと。大丈夫かな。
では。