今VOOを毎月購入していて成績もとてもいいのですが、やっぱり高配当ETFが欲しくなってしまった水色です。
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VOO(バンガード S&P500 ETF)への投資を見直し
VOO(バンガード S&P500 ETF)って? VOOは米国の主要業種を代表する500銘柄で構成され、低コストで好評なETFです。投資対象は米国大型株式が大部分を占めています。 VOOが連動 ...
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そこで、世間で高配当と名高い、VYM・HDV・SPYDについて調べてみることにしました。
VYM(バンガード 米国高配当株式ETF)
現在値:94.06ドル(1/22)
分配金:年4回、利回り3.06%
経費率:0.06%
連動指数:FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス
銘柄数:428
組み入れ上位銘柄は、ジョンソン&ジョンソン3.75%、プロクター&ギャンブル3.47%、JPモルガンチェース3.08%、ベライゾン2.45%、ファイザー2.05%などとなっています。
HDV(iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF)
現在値:89.20ドル(1/22)
分配金:年4回、利回り3.95%
経費率:0.08%
連動指数:モーニングスター配当フォーカス指数
銘柄数:75
バランスシートが強固な優良株の中から、配当利回りの高い銘柄ばかりが組み入れられています。組み入れ上位銘柄は、エクソンモービル8.92%、AT&T8.75%、シェブロン6.33%、ジョンソン&ジョンソン6.20%、ベライゾン6.18%、などとなっています。
SPYD(SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF)
現在値:34.45ドル(1/22)
分配金:年4回、利回り4.68%
経費率:0.07%
連動指数:S&P500指数の採用銘柄のうち配当支払い上位80銘柄
銘柄数:80
参考に:VOO(バンガード S&P 500 ETF)
現在値:351.90ドル(1/22)
分配金:年4回、利回り1.50%
経費率:0.03%
連動指数:米国の主要業種を代表する大型株500銘柄
銘柄数:500
高配当ETFの利回り・経費率・銘柄数比較
VYM | HDV | SPYD | |
最近の利回り | 3.06% | 3.95% | 4.68% |
経費率 | 0.06% | 0.08% | 0.07% |
銘柄数 | 400以上 | 75 | 80(大型株のみ) |
VYMが最近の利回りは低めですが、経費率も低く、銘柄数が多く分散されていて、長期で持つのに安心度は高そうです。
また、3つの高配当ETFは、どれも買いやすい価格なので、毎月の積み立て購入はしやすそうですね。
直近1年間のチャート 比較
青色がVOO(S&P500)です。 比較する高配当ETFが3つ、赤色がVYM、緑色がHDV、黄色がSPYD です。
この直近1年チャートでは、暴落時(コロナショック)の様子が観察できます。 暴落時が怖いことになってるのがSPYDでした。最近は持ち直してきていますが、自分的にはこれはアウトかな。過去の利回りは一番いいようですが、この値動きには耐えられそうにありません。
高配当ETFの中では、銘柄数が多くセクター分散のきいているVYMが、リスク許容度の低い自分的にはいいかなと思います。チャートの戻しも、この3つの高配当ETFの中で一番早くて、ほぼコロナ前に戻しています。
さすがにVOOの上昇は群を抜いていて、配当をとるか上昇をとるか、まだ悩んでしまいそうです。 次はVOOとVYMを比較してみましょう。
10年チャート比較 VOOとVYM
青色がVOO(S&P500)で、赤色がVYM(バンガード米国高配当ETF)です。
2011年から2017年まではほぼ同じように上昇しています。これから先のことはわかりませんが、VYMは配当も上昇も狙えるバランスのいい高配当ETFといえるのではないでしょうか?
高配当ETFの欠点
- VOOと比較するとそこまでの上昇は期待できない。
- 配当を出す分だけ、複利効果が減少する。
高配当ETFが好きな点
- 老後の「出口戦略」に最適。配当金の形なら引き出しやすい。夢の配当金生活!
- 将来ETFを取り崩してばかりでは気持が沈みそう。(ただし積み立てたETFが使いきれないほどあれば別)
- なんといっても配当金のお知らせを見た時の高揚感!
まとめ
高配当ETFのVYMを毎月積み立てようと思います!
今まで積み立てたVOOにも未練があるので、スポットで積み立てを継続するかもしれません。
個人的まとめは以上です。
(3/4追記)VYM積立始めました!